ROYAL ARK 栄泉不動産

お役立ち情報 入居のしおり

快適なマンションライフをお過ごしいただくために。

この「入居のしおり」は、マンション生活のルール・マナー、日常生活でのお手入れ方法、注意事項など
快適なマンション生活をお過ごしいただくために、知っておくと便利な事柄をまとめたものです。
ご家族、ご入居様同士、そしてご近隣の住民の方々と、快適に暮らしていかれますよう、ぜひ皆様にご活用いただければ幸いです。

■CHAPTER2:マンション生活を快適に

   音のトラブル防止    火災への備え  
   バルコニー等の利用方法    
   防犯に関しての注意事項    
   漏水事故の防止    

※本内容は一般的な内容で整理しており、内容・写真・イラストについては各マンションごとに異なる場合もございますので、あらかじめご了承ください。
また、平成18年9月に作成したものでマンションによって当てはまらない内容もありますので、あわせてご了承ください。
なお、取扱説明書がある機器に関しては、取扱説明書を必ず確認の上ご使用ください。
取扱説明書と本記載内容が異なる場合は、取扱説明書の内容に準じてご使用ください。

■CHAPTER1:住戸の内部・設備について

水まわりの設備

■長期留守時の注意点
排水トラップ 入居されてから、引越し時期や旅行等で長期間部屋を留守にされる場合は、次のことに注意してください。
水まわりの設備(キッチン、洗面室、洗濯パン、ユニットバス、スロップシンク等)の排水には「排水トラップ」が設けられており、悪臭や害虫の侵入を防いでいますが、長期間留守にするとトラップ内の封水が蒸発してしまい、悪臭や害虫が部屋に侵入する恐れがあります。
これを防ぐには月に2〜3回程度水まわりの設備に水を流し、排水トラップに水を溜めることが必要です。
以上のことから月に2〜3回程度、空気の入れ替えや清掃等も兼ねてお部屋を見に行かれることをお勧めします。

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洗面室と浴室の設備

■洗面化粧台
洗面化粧台はボウルが陶器・ホーロー等の場合は、硬いものを落とすと割れてしまいますので注意してください。汚れを見つけたら中性洗剤で拭いてください。

■浴室の換気には十分な注意を
浴室暖房乾燥機と浴室暖房乾燥機コントローラー 浴室内を蒸気のこもったままにしておくと、悪臭やカビ等の発生原因となります。入浴中の換気扇使用はもちろんですが、入浴後も換気扇のタイマーを少なくとも1時間以上に設定してください。窓がある場合は入浴後、窓を開け換気扇を回しながら湿気を十分に取り除いてください。尚、ユニットバスの主な構成材はFRP(ガラス繊維強化プラスチック)です。高熱には弱いので注意が必要です。そのほか、ドア・壁・天井・浴槽・床・樹脂製トラップ等に、ベンジン等の有機溶剤、ヘアトニック、漂白剤等を付着させたり、流したりすると、表面が変色したり、傷んだりします。もし誤って付着させたり、流したりした場合は、すぐに水で十分洗い流してください。

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キッチン

キッチンカウンター(人造大理石) ■カウンター(人造大理石)の手入れの仕方
日常の汚れや水アカは、水拭き、または掃除用の中性洗剤を浸した布で拭いてください。

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洗濯機置場

洗濯機防水パンは、水はね、排水漏れによる床や廊下への漏水を抑止します。

■洗濯機はホースに注意して設置
洗濯機防水パン 洗濯機置場には、万一、洗濯機から水が溢れたとき漏水を軽減するように、あらかじめFRP製の皿状のものが設置されています。これを洗濯機防水パンといいます。
洗濯機はこのパンの上に置き、排水用のホースをトラップにしっかり差し込んでください。また、給水用のホースも水道の蛇口にしっかり固定します。(漏水事故の原因になりますので、洗濯機を使わないときは給水栓を閉めるようにしてください。)

■ドラム式洗濯機は設置前に確認
ドラム式洗濯機を設置する場合は、事前に設置可能か確認しましょう。防水パンの大きさや、洗濯機置場の寸法によって設置できない場合もあります。事前に電気店等へ相談しましょう。

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トイレ(タンクレスを除く)

■水の出入りを調節するロータンク
ロータンクの仕組み(イメージ図)とトイレ ロータンクは、水洗トイレの水を貯めておくところです。このタンクの水の出入りに重要な役割を果たすのがボールタップ、浮玉、フロートバルブなどです。ボールタップは水を取り入れる為の開閉弁で、浮玉の浮力によって開閉します。水を止めているのはフロートバルブで、レバーを回すと鎖でつながっているバルブが持ち上げられ、水が流れ出します。

■落した物はすぐ拾い出す
便器には大きな穴が開いているので、水に溶けにくいティッシュペーパーであれ、オムツであれ、何でも流してくれそうな気がします。しかし、便器のつくりは複雑なため、こうした異物は、すぐに詰まってしまいます。便器の中に誤って落としてしまった鉛筆、クシ、歯ブラシ、トイレットペーパーの芯などは、すぐに拾い出してください。(トイレットペーパー以外は流さないようにしましょう。)

■故障箇所の上手な直し方

◇詰まってしまったら
もし詰まってしまったら、ラバーカップを使い、次の要領で詰まりを取ってください。ラバーカップを便器排水口部に密着させます。カップをゆっくり押し付け、素早く手前に引っ張ります。汚水が跳ねないように、ラバーカップの柄だけが通る大きな穴をあけた透明なビニールシートをかぶせると、楽に作業できます。ラバーカップを使用できるのは、汚物や紙などが詰まったときだけです。固形の異物が詰まった場合は使用できませんので、お近くの工事店にご相談ください。ラバーカップは洋便器用のものをご使用ください。

◇水が止まらないときは
まず、止水栓を閉め、ロータンクのフタを外して中を見てください。手洗い付きの場合は、フタの裏に付いている継手を左に回すと外れます。フロートバルブが排水弁から外れていたり、鎖がレバーに絡まったり、外れたりしていたときは、正しい位置に直してください。鎖のひっかかりや浮玉のはずれ等、定期的な確認が必要です。

◇水の出がよくないときは
まず、止水栓を閉め、浮玉がロータンクの壁に引っかかっていないかを確認してください。 ラバーカップの使用(イメージ図)とロータンク(イメージ図)

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電気設備

■ブレーカーは電気事故の見張り番
ブレーカー マンション内の電気室等で100〜200Vに減圧された電気は、各住戸のメーターを通って玄関脇や廊下、トイレにある分電盤に入ります。分電盤の中には、次の2種類のブレーカーが入っています。

○1つ目はメインブレーカー(漏電ブレーカー付)で、電力会社と契約した電気の総容量を超えて使用することを防ぐ役目と、異常な電流が流れると感知して切れる仕組みになっています。

○2つ目は電気を住戸内の電灯やコンセント等に分ける回路ブレーカーで、これは1つの配電箇所に集中して電気が流れることによって起こる事故を防ぐものです。尚、電気温水器やクッキングヒーターへの回路は200Vのブレーカーがついている場合もあります。

※ 地域によって漏電ブレーカーとメインブレーカーを別にしている場合もあります。

■ブレーカーが落ちたとき

◇メインブレーカーの場合
契約容量を超えて電気を使った場合、メインブレーカーが落ちます。またショートしたときも同様に、ブレーカーが落ちます。原因がわからなかったり、操作方法がわからないときは、電力会社に連絡してください。

(◇漏電ブレーカーの場合)
配線器具が漏電したり、分岐回路がショートしたのに回線ブレーカーが切れなかった場合、漏電ブレーカーが切れます。ブレーカーが切れた原因を取り除いてから、漏電ブレーカーを入れてください。原因がわからなかったり、操作方法がわからないときは、電力会社に連絡してください。

◇回路ブレーカーの場合
一般に、分電盤で分けられたひとつひとつの回路は、20Aに設定されています。これを超えて電気を使ったときは、その回路のブレーカーが落ちます。その場合は、器具の消費電力を考え、使い方を工夫することによって、それぞれの回路の使い方を平均化すれば問題ありません。エアコンのように電気負荷の大きな器具や、冷蔵庫、オーブン、電子レンジ等が集中するキッチンには、専用回路(専用コンセント)が付いています。分電盤から単独で回路をもうけているため、他の器具の負荷とは重ならず、ブレーカーが落ちる可能性は少なくなっています。

エアコン専用コンセント ■冷暖房器具の設置は事前に検討
電気を多量に消費する冷暖房器具は、どの部屋に、どんな種類の器具(容量、タイプ等)を設置するか、事前に検討しておきましょう。バルコニー等に面している部屋では、室外機付きのエアコンを使うことができますが、配管用の穴(スリーブ)や専用コンセントが必要となります。
窓のない中和室等部屋によっては、エアコンを設置できない場合もあります。尚、エアコン専用回路の初期設定は単相100Vとなっている場合もあります。
(単相200Vのものを使用する場合は、別途、電気工事が必要となりますので、電気店にご相談ください。)また、室外機2段積みやマルチタイプで設定している部屋もありますので、設置前に確認してください。

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ガス・給湯設備

■事故防止のためのシステム
マイコンガス遮断メーター コンクリート構造のマンションの室内は、気密性が高いだけにガス事故がおきると被害も大きくなります。こうした事故を軽減するために、マイコンガス遮断メーターを取り付けています。マイコンガス遮断メーターは、調理時の火の消し忘れ、吹きこぼれによるガス漏れ、地震時などの通常とは異なるガスの流量を感知してガスを止めるメーターです。メーターのマイコンに記憶されたガス使用量を超えたときや、振動を感知したとき、ガスを遮断する機能があります。このメーターは、共用廊下の各住戸脇のメーターボックス内にあります。尚、オール電化等でマンションによってはマイコンガス遮断メーターの付かない場合もあります。

■ガス給湯器は水抜きを忘れずに
ガス給湯器は、安全上の理由でメーターボックス内やバルコニーに設置してあります。寒冷地域では冬期に凍結することがありますから、次の点に注意してください。
○水温が0℃近くなると凍結防止ヒーターが作動しますので、コントローラーの電源を入れたままの状態(点火)にしておきます。
○長期間留守にするときは、給水バルブを閉め水抜きコックを開けて給湯器内の水を抜いてください。

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換気について

■排気と給気のバランスが大切
レンジフードと換気口 汚れた空気を追い出し、新鮮な空気を取り入れ、快適な室内にするためには換気が必要です。換気の役割は、室内のホコリや汚れた空気を追い出すことだけではありません。部屋の温度や湿度の調整を含む、室内の空気全体を快適な状態に保つ役割も果たしています。換気は、排気と給気とで成り立っています。排気は、室内の汚れた空気を外に出します。レンジフード・浴室暖房乾燥機がその代表的な設備です。
給気とは、新鮮な空気を室内に取り込むことです。外壁などに取り付けてある換気口がその役割を担っています。

マンションの場合、排気は強制換気、給気は自然換気という第三種換気方法を採ることが多くなっています。ちなみに、第一種換気方法とは排気も給気も強制換気を指します。第二種換気方法とは、第三種とは逆の方法で、排気は自然換気、給気は強制換気となっています。マンション等コンクリート建物は、気密性の高さが特徴のひとつです。このためマンションでは、木造住宅につきものだった、いわゆる隙間風に悩まされることはありません。その反面、こうした気密性の向上が、排気と給気の自然な入れ替わりを難しくしています。大人一人が健康な生活を送るためには、1時間に約30m3(8畳間と同じくらいの容量)の新鮮な空気が必要といわれます。気密性の低い木造住宅であれば、特別な換気をしなくても1時間に3.6回、室内の空気が入れ替わります。しかし、マンションの場合は、窓を閉めきっておくと木造住宅ほどの換気は期待できません。普段から十分な換気を行うように心がけましょう。

■多岐にわたる水蒸気の発生源
換気と同じように気をつけなければならないのが湿度です。特にマンションの場合、気密性の高い構造のため湿気が過剰になりやすく、人間の健康と建物の双方に悪い影響を与えることがあります。戸外の空気が乾燥しているときでも、室内ではかなりの量の水蒸気が発生しています。
水蒸気の発生源は、人間の呼吸や発汗から炊事、入浴、洗濯などの生活行為、ガス・石油ストーブ等暖房器具の燃焼によるものまで、極めて多岐にわたります。特に暖房器具や調理用鍋から出る水蒸気の量は意外に多いものです。最近は乾燥防止のため加湿器を使うお宅が増えてきました。しかし、マンションでは、加湿過剰にならないように注意してください。
水蒸気といえば結露です。結露を防ぐには、生活の中で発生する水蒸気の発生量を抑えたり、換気を十分にして水蒸気を減らすことが重要です。また、新築マンションのコンクリートが乾燥するまでには、ある程度の年数がかかるといわれています。このコンクリートから出る湿気は、意外と見落とされがちです。通気が悪いと、押入や物入の奥にカビが発生することもあります。入居後しばらくの間は、特に換気を頻繁に行なう必要があります。

■自然換気と強制換気を使い分ける
換気の方法には、窓や換気口を通して新鮮な空気を取り入れる自然換気と、換気扇や送風機等を用いて強制的に空気を排出する強制換気があります。自然換気をする場合に大切なのは、空気の入口と出口をつくることです。狭い隙間でも入口から出口へと空気が流れていれば、知らず知らずのうちに換気はなされています。しかし、寒い冬の間等は、自然換気に限界があります。また、窓のない浴室やトイレ等自然換気のみに頼れない場所もあります。マンションでは強制換気が重要なのです。そのため、レンジフードや換気扇、換気口等の設備が、住戸内の各所に設けられています。窓を開け放して新鮮な空気を室内に入れると共に、こうした設備の役割を知って上手に使うことが、快適なマンションライフをおくるためのコツです。

24時間換気システム(イメージ図) ■24時間(微風)換気システム
浴室暖房乾燥機に装備されたシステムです。24時間微風量で運転することにより、リビング・ダイニング、各居室の換気口を常時「開」にして換気口から新鮮な外気を取り入れ、室内に空気の流れをつくり換気することができます。但し、常時「24時間換気」をONにしておく必要があります。

■普段の手入れが新鮮な空気の道をつくる
キッチンのにおいや煙を一手に引き受けてくれるのがレンジフードです。吸い込み口に油をくい止める網を取り付けて、内部が汚れにくいようにしてありますが、それでも汚れやすいものです。油や煤をそのままにしておくと排煙効果が弱くなります。手入れを怠らないことが肝心です。尚、網の部分にフィルターを取り付けることもできます。これはレンジフードの種類によって異なります。機種に合わないものや可燃性のものは、火を使う場所だけに危険です。使わないようにしましょう。住戸の外壁や窓の上部などに換気口がありますが、これも換気に大切な役割を果たしています。換気口はふさがないようにしてください。

フローリング ■建築材料の反り、変形等について
室内の建築材料(各サッシの額縁や室内の扉、襖、フローリング、クロス等)は経年劣化と共に反り、変形等が起こりますが、換気はそれらの建築材料を長持ちさせる役割も果たしています。長期間留守にされる場合や室内の換気が十分に行われない場合は、建築材料の熱膨張・乾燥収縮による反り、変形等が通常以上に発生することが考えられます。この変形を軽減するには、日頃十分に室内の換気を行うことが重要です。また、建築材料の汚れはできるだけ空拭きで落とすようにしましょう。

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結露とカビの防止

■結露のできる仕組み
結露が出来る仕組み(イメージ図) よく冷えたビールをグラスに注ぐと、その表面が曇り出し、やがて水滴でいっぱいになります。このように空気中の水蒸気が、冷たいグラスの表面で急激に冷やされて水滴に変わる現象を結露といいます。この結露は、マンションの場合、冬場に多く見られます。冬は暖房を使うため室温が高くなりがちです。しかし、室温が高くなると、それに比例して空気中の水分の量も多くなります。この水分を多く含んだ暖かい空気が、冷たいサッシやガラスに触れて結露を引き起こすのです。結露がおこりやすいのは、急激に室内の水分量が増えたときや、暖房器具の使用を停止したとき(夜間)などです。

■結露はカビやダニの温床
ジメジメしている結露を放置しておくと、高温多湿を好むカビやダニが発生します。カビは次のような箇所に出現し、さまざまな被害をもたらします。
○ビニールクロスのカビは、シミや剥がれの元です。
○通気の悪い押入の奥のカビは、寝具や衣類の湿気の元です。
○畳のカビは、健康を害する元。
○カビやダニは 病原菌や悪臭の元。
それだけではありません。建材にも被害を及ぼします。窓枠や畳寄せなどの木部の変色や腐食を起こします。

■結露防止の鍵を握る水蒸気
結露防止の決め手は、とにかく室内の水蒸気の量を減らすことです。水蒸気の発生を抑えるための注意点は、次のとおりです。

◇開放型の暖房器具は使わない
灯油やガスを直接燃焼させる開放型の暖房器具からは、1時間に400〜600cm3の水が発生します。また、器具の上にヤカンなどを置くのはやめましょう。

◇むやみに加湿器を使わない
室内には、人体の発汗や調理時の水蒸気等、日常生活の中から発生する水分があります。加えて加湿器を使うと、1時間あたり約450cm3の水分を余分に生み出すことになります。むやみに加湿器を使うのはやめましょう。

◇入浴後は浴室のドアを閉める
浴室は1時間あたり500〜900cm3もの水蒸気の発生源です。ドアの開閉だけでも、1回に10〜20cm3の水蒸気が出ます。特に入浴後、ドアを開け放したままにしておくと、室内の水分量を増やすことになります。入浴後は、浴槽にフタをし、浴室のドアを閉めましょう。

◇一度に植木にたくさんの水をやらない
たくさんの植木鉢を室内に持ち込んで一度に水をやると、室内の湿度が高くなります。

■その他結露防止策

◇こまめに換気をする
こまめに換気をすることです。晴れた日には、最低3〜4回、すべての窓を3〜5分開け放ち、室内の空気を入れ替えましょう。

◇室内の温度と湿度を調整する
結露の発生原因は室内外の温度差です。例えば、各部屋を温度20℃前後、湿度40%くらいに保っておけば、結露を防ぐことができます。気密性の高いマンションでは自然換気量が少ないので、この条件を満たすためには、8畳間で、例えば洗濯物を干す場合は、タオル6〜7枚(1時間に約300cm3の水分蒸発)が限度です。

◇必ず換気扇を回す
揚げ物などを料理するときだけでなく、ご飯を炊くとき、お湯を沸かすときもレンジフードを回すようにしましょう。浴室の換気扇は、入浴後、壁の水滴が消えるまで約1時間、回すようにしてください。また、洗濯乾燥機を使うときも忘れずに換気扇を回しましょう。

◇家具は隙間を開けて置く
室内の隅々まで換気をよくするために、家具はピッタリ壁につけず、5センチくらい離して置きましょう。隙間をつくると、空気の流れがよくなります。

◇常に24時間換気システムを「ON」にする
浴室暖房乾燥機の24時間換気を常に「ON」にし、各部屋の換気口を開け、室内の空気の流れを良くしましょう。

結露が発生したときの対処法 ■結露が発生したときの対処法

◇窓ガラスの場合
窓ガラスの水滴は、その都度早めに拭き取ってください。水滴を放置すると、敷居にたまって窓枠が腐ります。特に寒冷地域では、流れ落ちた水滴が氷になるので、窓の開閉がスムーズにいかなくなることがあります。

◇壁の場合
壁に付いた水滴を拭き取って乾燥させるとともに、窓を開けるなどして空気の流れをよくしてください。

◇押入の場合
寝具等の下にスノコを敷いたり、襖を開けたりして、空気の通りをよくすることが必要です。

◇トイレの場合
便器、ロータンク、給水管(ロータンクに水を入れる管)などに水滴が付くことがあります。これはほとんど結露ですから、その都度ぞうきんで拭き取ってください。

◇浴室の場合
カビが発生したときは、市販のカビ取り剤やカビ止め剤等を使って取り除いてください。これらの薬剤は、酸性洗剤と混ぜて使用すると有害な塩素ガスが発生し、人体に影響を及ぼすこともあります。大変危険ですから、薬剤の使用にあたっては、取扱説明書をよく読み、正しく使いましょう。

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玄関ドアやサッシ・室内扉等の取り扱い

■玄関ドアの開閉はスムーズに
ドア蝶番の締め直しとドアクローザー 玄関ドアには、火災など災害時の防火戸の役目もあります。ドアがグラグラしたり、閉まりにくかったりすると、万一の場合に危険です。しっかりチェックして、故障箇所は必ず直しておくようにしましょう。

■ドアが閉まらない
ドアが閉まらないのは、蝶番のビスが緩んでいて、ドアが下がってきている場合がほとんどです。そのときは、ドライバーでビスをしっかり締め直してください。蝶番自体が緩んでいる場合は、専門業者に修理を依頼してください。

■ドアが重い
ドアがギイギイ鳴って、手に重く感じるときは、蝶番が錆びていないかどうか確認してください。錆びなどの場合は、防錆潤滑油をさすと開閉がスムーズにいくようになります。ドアを軽く開け閉めしながらやるのがコツです。ドアを開けっ放しにするために、下に物をはさんだりするのはやめましょう。蝶番やドアクローザーに負担がかかり、傷める原因となります。

■ドアクローザーの調子がおかしい
玄関ドアは重い鋼鉄製の扉で、開けっ放しにはできないようになっています。万一、火災が発生した場合、そこでくい止める防火戸の役目があるからです。開けっ放しにしようとしても、上部に付いているドアクローザーが働いて、きちんと閉まるようになっていますので、ドアストッパーは付けておりません。
経年劣化等でドアクローザーから油漏れしている場合は、ドアクローザー本体の取替えが必要です。取替えの場合は、専門業者に依頼してください。調子が悪いからとドアクローザーを無理に取り外すと、災害が起こったときなど危険です。


換気口 ■レンジフード運転時の玄関ドアの開閉について
新築マンションは、一般的に気密性能を有する建物のため、レンジフードファン作動時は、玄関ドア、サッシの開閉が重くなったり、異音がする場合があります。開閉性を確保するため、差圧式換気口は、強風時以外はロックしないようお願いします。また、24時間換気用換気口は、開放しておいてください。

■外出の際は玄関以外も戸締りを
マンションの盗難事故は玄関からだけではありません。バルコニーの窓から侵入されることもありますので、外出時や就寝時は、サッシの鍵(クレセント)をかけるようにしましょう。

■室内扉での指詰めにご注意
サッシを開けて室内の換気等をしている時は、マンションでは構造上室内を風が吹き抜ける場合があります。この時室内扉を開けっ放しにしている時は、この風の吹き抜けによる室内扉(洋室・LD・トイレ・洗面等)での指詰めには注意しましょう。

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■CHAPTER2:マンション生活を快適に

音のトラブル防止

住戸内の生活音は下の階からも響く
住戸内で発生する生活音は、ドアを閉めたり走り回ったりといった居住者がつくり出す音と、掃除機のモーター音やステレオの音のような機械、器具がつくり出す音に大別されます。マンションの場合、壁・床・天井が他の住戸につながっているため、上階(階下)の生活音が階下(上階)へ響くことがあります。また、生活音が左右の住戸へ響くこともあります。これは音の伝わるメカニズムに、空気を振動させて伝播させる空気音と、物自体を振動させて伝わる固体音とがあるためです。

■遮音壁でも防げない生活音
同じように伝わってくる音にも、それぞれの“表情”があります。隣近所に配慮した気配りの感じられる音。逆に、無神経としか思えないような音。音はまるで、それをつくり出している本人の人柄を表しているかのようです。 マンションはたくさんの住戸によって構成され、壁ひとつで隔てられた構造になっています。建築基準法には遮音壁に基準があり、設計・施工にあたっては、一定の配慮を払って建てられています。しかし、生活音の中には、この遮音壁をもってしても防げないものがあります。さらに、自宅で出す音が、他の住戸では思わぬ音、例えば、掃除機のノズルを壁にぶつける音が、カナヅチで何かをたたいているような音に聞こえることがあります。音の正体がわからなければ、人は不安になるものです。こうした音のトラブルを防ぐために、隣近所への配慮が必要になってきます。

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バルコニー等の利用方法

バルコニーには物を置かない、水を流さない
◇規則等に従い物を置かない
バルコニー各住戸で専用に使用しているので誤解されがちですが、バルコニーは共用部分です。それぞれのお宅が、専用使用権にもとづいて使うことができるだけなのです。したがって、バルコニーをサンルームにするとか、物置を設置するとかいうふうに、手を加えることは認められていません。バルコニーは災害時の避難路になることもあります。避難の妨げになるようなものは置かないでください。

◇多量の水を流さない
バルコニーの床は、コンクリート仕上げが一般的です。塩ビシートを貼っている場合でも、防水処理ではありませんので、多量に水を流すと漏水の原因となりますので、流さないでください。

◇床や天井のヘアクラックについて
コンクリートの上に塗ってあるモルタルは、乾くときに多少のヘアクラック(細かいヒビ割れ)が生じることがありますが、構造耐力上は問題ありません。

◇排水口を点検する
プランターを置いている場合、そこから流れ出す土などが、排水口(ドレイン)に詰まり、流れが悪くなることがあります。定期的な点検・掃除が必要です。 排水口(ドレイン)

専用庭は庭として使うのが原則
マンションの1階には、専用庭が付くことがあります。この専用庭も、バルコニーと同じように共用部分です。敷地の一部ですので、それぞれのお宅は専用使用権を認められているにすぎません。マンション全体の規則等に従って使用しましょう。もちろん、庭だけを他人に使わせることはできませんし、部屋や物置をつくることもできません。

ルーフバルコニーも共用部分
ルーフバルコニーも専用使用権を認められた共用部分です。建物がひな壇上(セットバック)になっている屋上部分をバルコニーとして使用しています。ルーフバルコニーの床仕上げは、屋上と同じアスファルト防水が施されているため、雨水はもちろん、水を流しても大丈夫ですが、下には他の住戸があることを忘れないでください。 何かの作業をして、音を立てたり、防水層や保護層を傷つけると、他の居住者に迷惑をかけることになりかねません。物を置くことを禁じられていることはバルコニーと同じです。また、点検・清掃等のため管理会社等が立ち入りをお願いすることがあります。ご協力ください。ルーフバルコニー専用庭


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防犯に関しての注意事項

悪質な訪問販売の防止について
水道の点検や浄水器の点検等と称して各戸に法外な金額でセールスをかける訪問販売業者が見受けられます。特にマンション竣工直後、まだ皆さんが引越し等で落ち着いていない状況下で訪問が多いようです。各種点検等は事前に必ずお知らせを行なってからいたしますので、突然の訪問はありません。不明な場合は管理員または管理会社までお問い合わせください。

〈訪問販売の手口(点検商法の例)〉
1. メーターボックスの点検
 水道メーターの点検に訪問、点検にかかる費用と称して不当に高額な金額を請求する。


2. 消火器の点検
 入居に際して消火器の点検に訪問、高額な消火器を売りつける。


3. 換気扇の点検
 入居に際して換気扇の点検に訪問、点検にかかる費用と称して不当に高額な金額を請求する。


4. 浄水器の点検
 フィルターの点検と称して法外な金額で浄水器を購入させる。

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漏水事故の防止

漏水は何故起こるのか
漏水の主な原因には、給排水設備の経年劣化によるものと、居住者の不注意によるものとがあります。

◇給排水設備の経年劣化が原因
給排水管の接続部分のパッキンが経年劣化で機能しなくなったりすると、水漏れがおこります。普段の使用で給排水管の接続部分が緩むことは、ほとんどありません。しかし、流し台の下に大きなものを入れて、頻繁に出し入れをしたために管が押されて接続部分が緩み、漏水事故になった例もあります。これ以外の漏水の原因には、屋上からの雨漏り、結露によって生じる階下への漏水などがあります。

◇居住者の不注意が原因
水まわりの器具の排水口はトラップ機能を備えているため、排水路が内部で湾曲しています。異物を流すと、引っ掛かって排水管が詰まってしまいます。
配水管の詰まりは、そのほとんどがトイレットペーパー以外の紙類、オムツ、生理用品、おもちゃ、ピン等を不注意で流して、詰まらせたためのものです。
また、キッチンの流し台に油やゴミを流さないようにしてください。排水管の内側に油が付着し、管の口径が細くなります。下水道や浄化槽設備へも悪影響をもたらします。居住者の不注意が原因となる漏水には、このほか、バケツや金魚鉢をひっくり返したり、洗濯機のホースが外れていたりといった“うっかり事故”があります。


玄関の床の水洗いは水漏れの原因に
玄関床マンションの躯体であるコンクリートは構造的には丈夫ですが、防水処理をしないと水を通します。外壁をタイルや吹付けタイルで仕上げるのはそのためです。住戸の床下のコンクリートスラブや玄関の床は、防水処理を施していません。 ですから、床下に回り込んだ水は、コンクリートを通過して階下の住戸を濡らし、シミをつくります。玄関の床を水洗いすると水漏れの原因になりますので、水洗いではなく拭き取るようにしてください。漏れた水は、スラブの下ににじみ出てきます。その時間は、漏水の状態によって異なります。また、水が通りにくい場合は、スラブ(床)の上にたまったり、横に流れたりします。住戸のどの部分に防水処理がしてあるのか知っておくと、いざというときに役立ちます。マンション室内で完璧に防水処理がしてあるのは、ユニットバス内部だけです。

水漏れを発見したらすぐ連絡をフローリング
自分の住戸で水漏れが発生したらとにかく水を止めることです。その後で、床にこぼれた水をタオルやシーツなどで拭き取ります。フローリング仕上げのフロアの場合、カーペットや畳とは違って水を吸収しにくいため、こぼれた水のほとんどが階下へ流れます。階下の天井まで水が達するには多少時間がかかりますが、漏水に備えて必ず階下のお宅、管理員や管理会社へ連絡してください。上の階からの漏水を発見したら、管理員と上階のお宅へ連絡してください。


漏水事故を引き起こしやすい箇所
◇トイレのロータンクロータンク
注水口に花や消臭剤を置くと水が流れにくくなり、思わぬ漏水事故を引き起こす場合があります。

◇便器
便器はゴミ箱ではありません。トイレットペーパー以外の使用はご法度。詰まりが漏水を引き起こします。

◇ユニットバス
髪の毛などが詰まったりすると、近くの洗濯機防水パンから逆流することがあります。

◇洗濯機防水パン防水パン(排水口)
ホースの外れ、寝かした状態のホース、排水口の緩み等が漏水を引き起こします。

◇流し台下の配管
流し台の下の配管には囲いがなく、裸のままです。物をぶつけてキズをつけないように注意しましょう。

◇流し台
ラップやゴミ等が排水口をふさぐと漏水の原因となります。排水口の掃除をこまめにするようにしましょう。玄関の床

◇ガス給湯器
凍結で管が破裂することがあります。寒い冬は水抜きをしましょう。特に寒冷地の場合は要注意です。

◇玄関の床
床の水洗いは禁物です。固く絞ったぞうきんで拭き取る程度にしてください。

排水口◇バルコニーの排水口
バルコニーの排水口は落ち葉などがたまりやすい場所です。こまめに掃除してください。

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火災への備え

防火戸について
消火器住戸室内や共用部分に玄関扉以外にも防火戸が付いている場合があります。この防火戸の前には絶対に物を置かないようにしましょう。防火戸の回りに物があると、火災がおこった際、防火戸の開閉に支障をきたし、被害が拡大する恐れがあります。また、室内の防火戸は、熱感知器もしくは煙感知器により扉が閉まる作動システムになっています。煙感知器による作動システムの場合、電源(スイッチ)が入っていないと作動しないため、必ず電源をご確認ください。

居住者に知らせる
マンションでは、共用部分の廊下の壁に、赤くて丸い発信機(自動火災報知設備)が設置してあります。火災を発見したら、この発信機のボタンを押してください。大きな警報音がなり、他の居住者に火災を知らせます。ただし、発信機(自動火災報知設備)は消防署とは直結していません。火災を発見した場合は、発信機のボタンを押すとともに、必ず119番へ通報してください。なお、警報設備の仕組みはマンションによって異なりますから、前もって確認しておきましょう。

消火器(手順)消火器を使って初期消火
消防署に火災を通報してから消防隊が到着するまでには、普通、数分を要します。それまでの間、火災が燃え広がらないうちなら、消火器を使って自分たちで消すことも可能です。これを初期消火といいます。ただし、初期消火ができるのは、炎が天井に届くまでです。それ以上炎が大きくなったら危険です。すみやかに避難してください。各住戸の玄関ドアには、防火戸の役目もあります。玄関から避難する場合は、延焼を防ぐため、必ずドアを閉めるようにしてください。消火器は、共用部分の廊下に一定の間隔で1個ずつ取り付けてあります。各住戸のキッチンにも、家庭用消火器を用意しておくと安心です。小火であれば、バケツ1杯の水でも消し止めることができます。一般の家庭で多いのは、天ぷらの油が原因の火災です。この場合は、水に浸したバスタオルで炎を覆うと消えやすくなります。

バルコニーから隣戸や階下へ避難
非難ハッチ・隔て板マションンでは、必ず2方向に避難できるように逃げ道が確保されています。玄関から逃げられないときでも、バルコニーにある隔て板や避難ハッチを使って、隣戸や階下へ避難することができます。バルコニーは避難通路の役割を兼ねていますので、普段から燃えやすい物、邪魔になるような物を置かないようにしましょう。建物敷地内の避難路がどこにあるか事前に確認しておくとよいでしょう。

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